高幡不動尊金剛寺(奥殿)

 

東京都日野市。

高幡不動尊金剛寺は、新撰組副長の土方歳三の菩提寺として有名です。

そんな高幡不動尊の奥殿には、このお寺に伝わる仏像や仏具、文書などが多数展示されていますが、

その中に、欠け「歓喜天」さまがおられます。

 

通常、歓喜天さまというと、像の頭を持った一対の男女像が抱き合うお姿ですが、

こちらの歓喜天さまは鼻先はなく、耳もなく、著しく損傷しています。

どうにか人型とわかる木の人形が向かい合っているようにしか見えません。

腕も、上の部分は残っているものの、ひじから先が完全に無くなっております。

無い腕で抱き合うお姿に、痛ましくもロマンティックな気持ちになってしまいます。

 

作例から、平安後期のものとされており、日本最古の木造の歓喜天像とも。

 

歓喜天さまは秘仏にされているお寺が多いのですが、年間を通して公開されている、数少ないお寺でもあります。

 

 

住所:東京都日野市高幡733

アクセス:

京王線 高幡不動駅下車徒歩2分

多摩都市モノレール 高幡不動駅下車徒歩5分

拝観料:300円

 

毎週月曜日が休館日です。